【羽アリ=シロアリではない!】種類と見分け方を解説します羽のついた小さな虫を見かけて、「シロアリかも…?」と不安になることはありませんか?
でも実は、「羽アリ=シロアリ」とは限りません。
この記事では、「羽アリとは何か?」から、「シロアリ・クロアリそれぞれの主な種類と特徴」まで、わかりやすく解説します。
■ 羽アリとは?すべてがシロアリではない!
羽アリとは、「羽の生えたアリのような虫の総称」で、実はシロアリとクロアリの両方に存在します。見た目はよく似ていますが、まったく別の生き物です。
- シロアリはゴキブリに近い昆虫
- クロアリはハチに近い昆虫
名前は似ていますが、分類上もまったく違うのです。
日本には多くのアリが生息しており、それぞれの種が繁殖期になると羽アリとなって飛び立ちます。このときに「羽アリが出た=シロアリ!」と勘違いしやすいのです。
■ 家に被害を与えるシロアリの種類と特徴
日本で家屋に被害を及ぼす代表的なシロアリは、次の2種類です。
▶ ヤマトシロアリ
- 体長:5mm〜7mm
- 羽の長さ:約7mm
- 特徴:全体的に黒っぽく、イエシロアリよりやや小柄。
- 発生時期:主に春〜初夏に羽アリとして飛び出す。
ヤマトシロアリは湿った木材を好み、日本全国に広く生息しています。
被害が出やすいのは浴室やキッチン、雨漏りのある場所など湿気の多い場所です。
▶ イエシロアリ
- 体長:7mm〜9mm
- 羽の長さ:9mm〜12mm
- 特徴:頭部は淡い褐色で卵型。頭の大きさが体長の約1/3を占めます。
- 発生時期:主に初夏〜夏にかけて羽アリとして飛びます。
イエシロアリは活動範囲が広く、被害も深刻になりやすい種類です。乾いた木材にも被害を与えるため、早期の対策が重要です。
■ 日常でよく見るクロアリの羽アリたち
クロアリは家屋に直接的な被害を与えることはありません。
しかし、繁殖期になると羽アリとなって飛び立つため、見た目にはシロアリと混同されがちです。
ここでは、日本でよく見られるクロアリの代表種をご紹介します。
▶ クロオオアリ
- 体長(働きアリ):7mm〜12mm
- 羽アリの体長:約18mm
- 特徴:日本全国に広く分布。舗装された道や庭先などでもよく見かける、最も身近なアリ。
▶ クロヤマアリ
- 体長(働きアリ):約5mm
- 羽アリの体長:約11mm
- 特徴:日当たりの良い乾いた地面に巣を作る。全国に分布する一般的なクロアリの一種。
■ 羽アリの役割と発生の理由
羽アリは、どの種類でも繁殖のために生まれてきます。
女王アリが産んだ新たな羽アリたちは、新しい巣を作り、子孫を増やすために旅立つのです。
つまり、羽アリの出現は「そのコロニーが十分に成長し、次の世代を作る準備が整ったサイン」と言えます。
■ まとめ:羽アリを見たら、まず種類を見極めて
羽アリを見つけたからといって、すぐに焦る必要はありません。
シロアリかクロアリかで、対処法は大きく変わります。
- クロアリなら家への被害は少ないため、清掃や簡単な対策でOK
- シロアリの可能性があるなら、早めに専門業者に調査依頼を!
羽アリを見つけた際は、ぜひこの記事の情報を参考にして、冷静に見極めてください。


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