春から夏にかけて、突然家の中や庭先で羽アリを見かけたことはありませんか?
「気づいたらいなくなってたから大丈夫」と思っていると、家屋への深刻な被害が進んでいることも…。
今回は、羽アリの正体や種類、そして**「羽アリがこないようにするための対策」**について解説します。
■ 羽アリは「シロアリのサイン」
羽アリはある一定の時期に飛び立ちます。種類によって時期は異なりますが、たとえば5月に飛ぶ羽アリはヤマトシロアリの可能性が高いです。
- ヤマトシロアリ
4月〜5月の昼間に群飛(群れで飛ぶ)
体長5〜7mm、黒っぽく小さい
湿った木材を好み、家の下部に被害が出やすい
羽アリが飛んでくるのは、シロアリのコロニー(巣)の一部が新しい場所に拡散しようとする行動です。つまり、羽アリを見た=巣がすでに近くにある可能性が高いということ。
■ 羽アリは全体の3%だけ
羽アリは一時的に大量発生しますが、数日で姿を消します。そのため「やり過ごせばOK」と思われがちです。
しかし実は、羽アリになるのは全体のわずか1〜3%。残りの97%以上のシロアリたちは、見えないところで今も木材を食べ続けているかもしれません。
羽アリは、シロアリが人前に姿を現すほぼ唯一のタイミング。言い換えれば、シロアリ被害の「発見のチャンス」とも言えます。
■ 日本で被害を及ぼす主なシロアリ4種類と群飛時期
| 種類 | 群飛時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| ヤマトシロアリ | 4〜5月の昼間 | 最も一般的。湿った木材に被害。 |
| イエシロアリ | 6〜7月の夜 | 被害が広範囲。電灯に集まりやすい。 |
| アメリカカンザイシロアリ | 6〜9月の昼間 | 木材の中に巣をつくる。乾いた木でも加害。 |
| ダイコクシロアリ | 5〜8月の夜 | 局地的に分布。少しずつ飛び立つタイプ。 |
■ 羽アリを家に近づけないための5つの対策
- 木材の湿気を防ぐ
- 床下の通気を良くし、湿度が高くならないようにする。
- 雨樋の詰まりや水漏れも放置しない。
- 家の周りに木材を置かない
- 使わない木の板や廃材、段ボールなどを庭に置きっぱなしにしない。
- シロアリ用の薬剤処理を検討する
- 特に新築やリフォーム時に土壌処理をしておくと効果的。
- 植栽やウッドデッキの管理
- 木製の構造物は、防腐・防蟻処理を定期的に。
- 庭木が建物に密着しないように間隔をあける。
- 家屋の定期点検を行う
- 専門業者に床下や壁内部を点検してもらい、早期発見に努める。
■ まとめ|羽アリを見たら要注意!まずは確認と相談を
羽アリを1匹見つけたというだけで不安になるのは…と思うかもしれませんが、それが唯一の発見のチャンスかもしれません。
- 羽アリを見かけたら写真を撮る
- 群飛の時間帯や場所をメモする
- 専門業者に無料点検を依頼する
こうした行動が、大切な家を守る第一歩になります。
🏠気になる場合はプロに相談を
「これってシロアリ?」「羽アリが毎年出るけど大丈夫?」
そんなときは、害虫駆除の専門業者に点検を依頼するのが安心です。
被害が広がる前に、早期発見・早期対策がおすすめです。


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