今回は「羽アリ」について、できるだけわかりやすくお話ししてみたいと思います。
家の周りでふわふわ飛んでいる小さな虫を見て、「えっ、これシロアリ!?」と驚いたことはありませんか?
でも、すべての羽アリがシロアリではないんです。
実は、羽アリには「シロアリの羽アリ」と「クロアリの羽アリ」がいます。
羽アリって何者?
「羽アリ」とは、翅(はね)のついたアリのような虫の総称です。
シロアリにも、普段は羽がないもの(働きアリ)と、羽があるもの(生殖虫)がいて、
ある時期になると、繁殖のために羽を持って飛び立ちます。
このときに発生するのが、**“シロアリの羽アリ”**です。
シロアリのコロニー(集団)は、数が増えすぎると全滅のリスクが高まります。
そんな時に、子孫を残すため、巣を離れて新しい場所を探すのが羽アリの役目。
なので、ある日突然、湧き出すように羽アリが出てくることがあるんです。
シロアリの種類と特徴
日本で家屋に被害を与えるシロアリは、主に4種類あります。
それぞれ特徴が違うので、知っておくと役立ちます。
🪵 ヤマトシロアリ
- 日本全国に分布
- 湿った木材や床下など、多湿な場所を好む
- 一番よく見られるシロアリで、被害の多くはこちら
🪵 イエシロアリ
- 主に西日本〜温暖な地域に多い
- 建物全体に被害が広がることもあり、加害スピードも早い
- 一度入り込むと、深刻なダメージを与えることも
🪵 アメリカカンザイシロアリ
- 輸入家具や木箱などと一緒に持ち込まれることが多い
- 乾いた木材にも住みつく珍しいタイプ
- 被害が進行すると、家を建て替えるケースも…
🪵 ダイコクシロアリ
- 比較的被害は少なめですが、沖縄など一部の地域で見られます
クロアリの羽アリってどうなの?
一方で、クロアリの羽アリも、6月〜10月にかけてよく見かけます。
こちらは、シロアリのように木を食べたり、家を傷めることはありません。
見た目の特徴としては、体にしっかり「くびれ」があること。
普通のアリに羽が生えただけ、という感じです。
ですので、クロアリの羽アリは基本的に心配いりません。
でも、シロアリと間違えられがちです。
羽アリを見かけたら、まずは冷静に
すべての羽アリが家に被害を与えるわけではありませんが、
シロアリだった場合、放っておくと深刻な被害に繋がることも…。
見分けが難しい場合や、少しでも不安に感じたら、専門業者に床下や建物の調査をしてもらうのがおすすめです。無料で調査をしてくれる業者さんもたくさんあります。
まとめ
- 羽アリには「シロアリ」と「クロアリ」がいます
- クロアリの羽アリは家を傷めませんが、シロアリは要注意
- シロアリにもいろんな種類があり、それぞれ特徴があります
- 羽アリを見かけたら、見た目や時期を参考に判断しましょう
- 不安な場合は、専門業者に相談してみるのが安心です
大切な住まいを守るために、ちょっとした知識と気づきが、とても役立ちます。
「これってシロアリかな?」と感じたら、早めに行動しておくと安心です。


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