今回は「羽アリが大量に出てきたときの原因と対処法」について、詳しくご紹介します。
羽アリを見かけると、ゾッとしますよね。でも、その羽アリがクロアリかシロアリかで、対処の仕方は大きく変わります。
羽アリが大量発生する原因とは?
羽アリは、種類によって発生時期が異なりますが、4月〜11月頃までの間に群飛(ぐんぴ)します。
これは、新しい巣を作るための行動。
巣の中で成熟した雄と雌の羽アリが一斉に飛び立ち、カップルになると地面に降りてすぐに羽を落とし、新しいコロニーを作り始めます。
このように、羽アリの大量発生は「子孫繁栄のための自然な行動」ですが、もし家の中から出てきたとしたら、それはただ事ではありません。
羽アリがシロアリだった場合、家が危ないかも…
羽アリには大きく分けて2種類あります:
| 種類 | 木材を食べるか | 家への影響 |
|---|---|---|
| クロアリの羽アリ | × 食べない | 基本的に無害 |
| シロアリの羽アリ | ◎ 食べる | 家屋に大きな被害 |
シロアリは木材を主食にしているため、家屋の柱や土台を少しずつ食べてしまいます。
そのため、「大量の羽アリが家から出た=すでに家の中にシロアリの巣がある可能性が高い」ということなのです。
羽アリの見分け方|自分でできるチェックポイント
羽アリを見かけたとき、以下の3つをチェックすれば、シロアリかクロアリかをある程度見分けることができます。
【シロアリの羽アリの特徴】
- 胴体がずんどうでくびれがない
- 前羽・後羽の大きさが同じ
- 触角がまっすぐ
【クロアリの羽アリの特徴】
- 胴体にくびれがある(3つに分かれる)
- 前羽が大きく、後羽が小さい
- 触角がくの字型
間違えやすいですが、羽の大きさと体のくびれを見れば、かなり見分けられます。
シロアリは蟻道を使って移動します
シロアリは土の中や壁の裏を移動するときに、「蟻道(ぎどう)」という土のトンネルのような道を作ります。
この蟻道は、
- 地面から建物まで伸びている
- 基礎部分や束石の横、床下の木材に沿って作られている
など、目に見える部分に出てくることもあります。
この蟻道の発見は、シロアリ被害の決定的な証拠です。
羽アリとセットで見かけたら、すぐに専門業者に調査を依頼しましょう。
羽アリ発生は「発見のチャンス」でもある
羽アリが出てくるのは1年のうち数か月。この時期は、ふだん見えないシロアリの存在に気づけるチャンスでもあります。
「この時期に羽アリを見かけた」
「室内で大量に羽アリが出た」
そんなときは、専門業者に調査依頼をすることをおすすめします。
最近では、多くの業者が無料で調査・見積もりをしてくれるので、気軽に相談しやすくなっています。
まとめ|羽アリを見たら「まず種類の確認」「次にプロへ相談」
- 羽アリの大量発生は、巣が成熟し、新たなコロニーを作ろうとしている証拠
- 羽アリがシロアリかクロアリかで、家への影響は大きく変わる
- 羽アリの見分け方のポイント:くびれ、羽の大きさ、触角の形
- シロアリの蟻道も要チェック!
- 発生源が家屋なら、建物がすでに被害を受けている可能性大
羽アリは突然やってきますが、早めの行動が被害を最小限に抑えるカギです。
不安に感じたら、迷わずプロの手を借りてください。


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